この記事は、札幌市の認可外保育園が国からの助成金を過大に請求していた問題について述べており、運営会社が別の認可保育園でも同様の過大請求をしていた可能性が浮上していることを報じています。札幌市中央区の企業主導型認可外保育園は2022年度に約1億円の助成金を受け取っていましたが、その約4700万円が過大請求だったとして返還が求められています。この不正申請は、実質的な経営者が在籍していない園児や他の園の保育士の名前を使って行われたとされます。
また、この運営会社は札幌市内で4つの認可保育園を運営しており、元従業員によると、これらの園でも同様に助成金の水増し請求が行われていたとのことです。この不正行為により、4つの園は過去4年間で合計約1億円の不正に受け取った助成金があると指摘されています。これらの園は札幌市から改善勧告を受けています。
札幌市は今月下旬にこれら4つの園に合わせて数千万円の助成金を支払う予定ですが、水増し請求の疑惑が持ち上がっており、調査中です。秋元市長は、申請された数字が虚偽であった場合は、これまでの交付金や補助金の返還を求める必要があると述べています。
