佐賀県のコロナ補助金不正受給について
🏗️ 1. セイホウ工業(佐賀市)代表の不正受給事件
- 被告:土木建築会社「セイホウ工業」代表・山下美津成被告(57)
- 内容:2021年4月~約7か月にわたり、架空の従業員に対する休業手当を装い、12回にわたって国の雇用調整助成金を不正に申請・受給。総額は約2,500万円に達しました。
- 判決:佐賀地裁は「常習的かつ悪質で、国民生活の支援制度を踏みにじっている」と指摘し、懲役5年の実刑判決を言い渡しました(判決日:2025年7月23。
🏢 2. 武雄市の飲料・食料品卸売会社による不正受給
- 会社:武雄市内の飲料・食料品卸問屋
- 内容:新型コロナで休業したように装い、約2,000万円の雇用調整助成金を不正受給。
- 公表:2023年6月、佐賀テレビなどで報道。詳細な刑事処分についての続報は限定的ですが、不正受給は認められています。
🎓 3. 青少年教育関連の任意団体による助成金詐欺
- 団体:「さが昔話の会」(任意団体)会長(当時約60歳)
- 内容:青年の教育振興などを目的とした助成金を、不正に2度にわたり約400万円受給。
- 動静:会長が再逮捕され、詐欺容疑で捜査・起訴されていると報道されています。
🔎 共通点と影響
- 悪質・常習的:複数回にわたる不正申請や申請金額の大きさが問題視されています。
- 制度不正利用:すべてが、新型コロナの影響で困窮した事業者を支援するための制度を悪用した点で非常に社会的批判を浴びています。
- 県への公表:厚生労働省(佐賀労働局)は、不正受給事業者を5年以上にわたって公表および延長掲載する制度を導入
2500万円不正受給
佐賀市の土木建築会社「セイホウ工業」の代表取締役が、コロナ支援金約2,500万円を不正受給した詐欺罪で懲役5年の判決
山下美津成被告(57)は、架空の従業員の休業手当を装って助成金を12回にわたり不正受給。裁判所は「資金繰りのため常習的・悪質に詐欺を繰り返し、社会的影響も大きい」として、佐賀地裁が懲役5年を言い渡した。

セイホウ工業
🏢 基本情報
- 会社名:有限会社セイホウ工業
- 所在地:〒840‑0054 佐賀県佐賀市水ヶ江1丁目13‑21(13‑21番地
- 代表者:山下美津成(やました みつなり
🛠 事業内容・登記情報
- 建設業の登録業者として、解体工事などを含む土木建築工事を手がけている可能性があります。実際、県の「解体工事業登録業者一覧」に第154番として掲載されており、技術管理者は宮原大亮氏とされています。
- 法人番号は 4120002066065。登録日は少なくとも2015年10月5日以降、現在も登記上存続している企業です。
📍 会社の立地と周辺環境
- 住所は水ヶ江1‑13‑21。佐賀駅から徒歩約31分。最寄りバス停は「大隈重信記念館入口」あるいは「水ケ江大通り」で、徒歩1分ほどです。駐車場も付近に複数あり、車でもアクセス可能です
📰 ニュース・不正受給事件
- 代表・山下被告は2025年3月、2021年4月から新型コロナ支援金の不正受給(助成金詐取)の疑いで再逮捕されています。
- その後、佐賀地裁により2025年7月23日に懲役5年の判決が言い渡されました。