宗教団体でも雇用調整受給金を不正受給

厚生労働省

和歌山でも雇用調整助成金を不正受給

和歌山労働局は、新型コロナの影響を装い虚偽の休業申請をして国の雇用調整助成金を不正に受給したとして、4人の経営者と社会保険労務士に対し、支給決定を取り消しました。これには岩出市の「俵や」、高野町の宗教法人「天徳院」、御坊市の「ごはんとお酒咲吉」の経営者が含まれ、彼らは実際には休業していないにも関わらず休業していたと偽って助成金を受け取っていました。受給額は「俵や」が約557万円、「天徳院」が約724万円、「ごはんとお酒咲吉」及び社会保険労務士が約799万円でした。

宗教法人天徳院

高野山にあるのですね。立派なホームページがありますが、今回のニュースに対する発表は掲載されていませんでした。

当院は元和八年(1622年) 加賀百万石・前田利常公夫人天德院殿の菩提のために創建され、本尊は覚法親王(白河帝第四皇子)の尊信された「山越の阿弥陀如来」をお祀りしております。

天德院殿は徳川二代秀忠公の次女で、「珠姫」と称され、三歳で前田家に嫁ぎ、二十四歳の生涯を金沢で過ごされました。病没後、高野山と金沢に、珠姫様の法号である「天徳院」が利常公により建立されます。

本堂には、加賀前田家歴代藩主とゆかりの尊霊、徳川三代家光公の側室で綱吉公生母桂昌院殿、赤穂浅野内匠頭と四十七義士、三十四代総理大臣近衛文麿などの位牌を安置しております。

そして2023年に雇用調整助成金を不正受給の歴史が刻まれましたと。

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