休業していないのに不正に申請
鹿児島市は、「パシフィック実業」が国の雇用調整助成金と市独自の雇用維持支援金を不正に受給していたと発表し、支給決定を取り消して返還を命じた。同社は実際には休業していない労働者について、休業していたと虚偽の申請をしていた。市の支援金に関する不正受給が明るみに出たのはこれが初めてである。
天文館の居酒屋でした
パシフィック実業は、鹿児島の天文館にある居酒屋のようです。
鹿児島市の雇用維持支援金とは?
上限一千万円で、中小企業者等の雇用の維持及び事業活動の継続を図るため、新型コロナウイルス感染症の影響により国の「雇用調整助成金」「緊急雇用安定助成金」の支給を受けた鹿児島市内に事業所を有する事業主に対して、独自の雇用維持支援金を支給していました。
国の出す雇用調整助成金に加えて、鹿児島市が独自で支援していたのですね。手厚い。しかしそこで不正が発生したわけです。
国の助成金も不正を働いていなかったか、確認が求められます。