早朝や夜間の訪問を装ったり、症状に関わらず週3回の訪問を行って補助金を不正受給

厚生労働省

精神障がいなどの訪問看護で補助金不正

精神障害者や知的障害者の訪問看護サービスに関して、一部の事業者が不正や過剰な診療報酬請求を行っていることが明らかになった。これには、早朝や夜間の訪問を装ったり、症状に関わらず週3回の訪問を行うなどの手法が含まれる。精神科訪問看護事業者は近年急増し、全国での利用者数は20万人を超えている。これに対し、厚生労働省は診療報酬の適正化を図る方針である。

この背景には、精神疾患を持つ人の増加と、「入院から地域生活へ」の国の政策がある。自宅やグループホームで暮らす障害者が増え、訪問看護の需要が高まっている。診療報酬は国民の保険料や税金で賄われており、不正が拡大すれば国民負担が増大する恐れがある。

大手障害者向けグループホーム運営会社「恵」も、訪問看護ステーションを経営しており、GH入居者に週3回の訪問看護を一律に契約させているという。

記事へのコメント


こういう事業所があるからちゃんとやってる事業所も働きにくくなる。 訪問看護は需要の多さと必要な看護師の需要がアンバランスなまま。看護協会も厚労省も在宅の必要性を謳う割にいまだに体制は整いません。 複数名訪問は基本的に医師の指示書も必要です。 指示書も適当に書く医師が多いので、本来は複数名の指示以外に必要な訪問回数の記載などもしてもらいたい。

Yahooコメント

精神訪問看護ってここ最近、増えてますよね。 ビジネスモデルで参入呼び掛けるのをネットでも見かけるし。 報酬目的で、運営しようとする事業者はあとを絶たないでしょうね。 経営主導でも現場主導でも不正や過剰請求は、経営者や事業責任者のコンプライアンス意識次第でかわると思います。 介護保険のグループホームって経営者研修受講が要件でしたけど・・・保健・医療・福祉・介護って、法人の経営者や事業責任者には、行政主導の研修を定期的に受講させることを義務化させてもいいんじゃないでしょうか。

Yahooコメント

精神科の訪問介護動向

精神科の訪問看護事業に関して、一部の事業者が診療報酬の不正請求や過剰請求を行っている問題が浮上しています。これには、早朝や夜間に訪問したと偽る手法や、症状に関わらず一律で週3回訪問するなどの手段が含まれています。

精神科訪問看護事業者は医療法人以外の株式会社などの参入により急増しており、利用者は全国で20万人を超えています。背景には、精神疾患を持つ人の増加や、入院から地域生活への国の政策があり、訪問看護のニーズが高まっています。この不正行為は国民の保険料や税金で賄われる診療報酬に影響を及ぼし、国民負担の増加につながる恐れがあります​

タイトルとURLをコピーしました