明石市は、小学校区コミュニティ・センター所長を務めていた再雇用職員(67)が、同センターの補助金約176万円と、4月から勤務していた厚生館の委託運営費約28万円を着服していたと発表し、同職員を懲戒免職処分とした。
同職員は、校区まちづくり組織の会計担当者に出金時に必要以上の金額を引き出させ、差額を繰り返し着服。さらに、厚生館の運営委員会の口座からも計30万円を引き出し、うち約28万円を着服していた。
この職員は、市の保険・健康部長や市民病院事務局長などを歴任し、2019年4月から再雇用で同センター所長を務めていた。既に着服金は全額返済されている。