能登半島地震の福祉避難所の不正受給が発覚

災害復興

理事長が逮捕

能登半島地震後に羽咋市で開設された福祉避難所の運営を巡り、社会福祉法人「弘和会」の前理事長・畝和弘容疑者(57)が、勤務実態のない職員の人件費を虚偽請求し、約210万円を不正受給したとして詐欺容疑で逮捕された。畝容疑者は容疑を否認している。
羽咋市は公益通報を受けて調査を行い、虚偽の出勤簿や夜勤・宿直手当の不正請求を確認し、昨年刑事告訴。不正受給額は最大約1560万円に上る可能性があり、警察が全容解明を進めている。弘和会は2013年設立で、羽咋市・輪島市で福祉施設を運営している。

社会福祉法人「弘和会」について

法人の概要

  • 法人名:社会福祉法人 弘和会
  • 設立:2013年
  • 所在地・活動地域:石川県(羽咋市・輪島市)
  • 事業内容
    • グループホーム
    • 多機能型居宅介護施設
    • 就労支援施設
      など、地域密着型の高齢者・障害福祉サービスを運営する社会福祉法人。

能登半島地震後の対応

  • 能登半島地震発生後、羽咋市内の施設で福祉避難所を開設し、高齢者などの受け入れを実施。
  • 地震の影響により、一部の福祉サービスは休止しているとされる。

不正受給をめぐる問題(報道ベース)

  • 弘和会の前理事長が、
    • 勤務実態のない職員の人件費
    • 夜勤手当・宿直手当
      などを 虚偽の書類(出勤簿・請求書)で申請し、
      福祉避難所の運営経費を不正受給した疑いで逮捕された。
  • 確認されている不正受給額は 約210万円
    市の調査では、最大で約1,560万円に上る可能性も指摘されている。
  • 本人は「だまし取った認識はない」として容疑を否認。
  • 羽咋市は公益通報を受け、立ち入り検査を行ったうえで刑事告訴している。

※現時点では、法人全体の組織的関与が確定したと断定されているわけではなく、捜査が継続中とされている。

行政・関係者の対応

  • 羽咋市
    • 事件の推移を注視し、全容解明を求める姿勢。
  • 弘和会側
    • 担当者は「情報を把握しておらず、コメントできない」としている。

意義と影響

  • 福祉避難所は、災害時に要配慮者を守る公共性の極めて高い制度であり、
    その運営経費の不正受給は 行政・福祉制度への信頼を大きく損なう行為と受け止められている。
  • 今後は、
    • 刑事責任の所在
    • 法人ガバナンスや内部統制の在り方
    • 自治体による補助金・委託費チェック体制
      が焦点になると考えられる。

畝 和弘氏について

人物の立場・経歴(報道ベース)

  • 氏名:畝 和弘
  • 年齢:57歳(報道時点)
  • 居住地:石川県羽咋市
  • 役職
    • 社会福祉法人「弘和会(こうわかい)」前理事長
  • 関与分野
    • 高齢者・障害者福祉サービス
    • グループホーム、多機能型居宅介護、就労支援施設の運営
    • 能登半島地震後の福祉避難所運営

逮捕に至った経緯

  • 能登半島地震後、羽咋市内の施設で開設された福祉避難所の運営経費を巡り、
    • 勤務実態のない職員の人件費
    • 夜勤手当・宿直手当
      などを計上した虚偽の請求書や出勤簿を市に提出し、
      約210万円を不正受給した疑いで詐欺容疑により逮捕された。
  • 不正は 2024年1月~10月にわたって行われた可能性があり、
    不正受給額は最大で約1,560万円に上る可能性が指摘されている。
  • 2024年5月分の請求が、今回の逮捕容疑の直接の対象。

本人の認否

  • 畝容疑者は警察の調べに対し、
    「だまし取った認識はありません」と述べ、容疑を否認している。

発覚のきっかけ

  • 公益通報が羽咋市に寄せられたことが端緒。
  • 羽咋市が2024年2~3月にかけて立ち入り検査を実施。
  • 虚偽の出勤簿や不自然な人件費請求が確認され、
    市は刑事告訴に踏み切った。
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