介護の不正請求 213万円
兵庫県小野市は20日、通所介護施設「リハビリセンタースマイルライフ」が介護報酬を不正受給したとして処分を発表しました。不正受給額約213万円に加算金を加えた約266万円の返還を求め、来年1~3月の新規利用者受け入れを停止する措置を講じます。現在利用中の人への影響はありません。施設は虚偽記録やサービス時間の偽装で不正請求を行い、運営側は弁明をしなかったとのことです。この処分は市内初の事例です。
リハビリセンタースマイルライフとは
「リハビリセンタースマイルライフ」は、兵庫県小野市にある通所介護施設です。運営元は同市天神町に所在する「スマイルライフ」という事業者で、デイサービスを提供しています。この施設は、高齢者や要介護者が日帰りで利用できる介護サービスを通じて、リハビリや日常生活の支援を行うことを目的としています。
しかし、2024年に介護報酬の不正受給が発覚しました。不正内容には、サービス時間の記録を偽ることや虚偽の記録を作成して請求を行ったことが含まれています。これにより、同施設は約213万円の不正請求を行い、加算金を含めた約266万円の返還を求められることになりました。また、処分として2024年1月から3月の間、新規利用者の受け入れを停止する措置が取られています。
この問題により、市内で初の介護施設への行政処分が行われ、施設の信頼性が問われています。一方、現在利用している利用者への影響はないとされています。施設の管理体制や運営方針の見直しが急務となっています。