簡易水道施設工事に関連する補助金不正受給問題に町長が関与

建設

屋久島町口永良部島の水道施設工事に関する補助金不正受給を巡り、町長らに損害賠償を求める訴訟で、福岡高裁宮崎支部は町長に対してのみ135万円の賠償請求を認めました。しかし、町はこの判決に不満を持ち、最高裁に上告する方針を固めました。この問題は、2021年に町が未完成の工事に関する虚偽報告書を県に提出し、結果的に国に1667万円を返納する事態となったものです。

荒木耕治町長とは

荒木耕治氏は、鹿児島県屋久島町の町長を3期務めている政治家です。彼は、屋久島の豊かな自然環境を保護しつつ、町の発展を目指してきました。屋久島町は、世界自然遺産やユネスコエコパークに指定されており、自然保護が重要なテーマとなっています​

しかし、荒木町長は、不正問題でも注目を集めています。2020年には、出張旅費を不正に申請したとして、詐欺容疑で書類送検されました。この事件は、町の公費で購入した通常運賃の航空券を払い戻し、安いシルバー割引の航空券を購入することで、差額を着服していたというものです。この問題に対して、町民から辞職を求める声が上がるなど、厳しい批判を受けています​

最近では、口永良部島の簡易水道施設工事に関連する補助金不正受給問題でも、町長が関与しているとして、賠償請求が求められています​

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