歯医者が新型コロナ検査水増しで名義貸し

コロナ

新型コロナ検査水増しで歯科医師ら3人逮捕 補助金1億6千万円詐取か
https://www.sankei.com/article/20240104-BSZAIN2PLVIPRM6GFRYE46CWQM/

新型コロナウイルスの無料検査事業を巡り、大阪府の補助金を不正受給したとして、大阪府警は4日、詐欺の疑いで、大阪市阿倍野区の歯科医師、貝田勝之容疑者(63)ら3人を逮捕した。

ほかに逮捕されたのは、無職の竹本智一(47)=同市西成区=と、会社員の中野友和(46)=同市住吉区=の両容疑者。2人は容疑を認め、貝田容疑者は「2人に歯科医師としての名義を貸しただけ。利用され、だまされた」と否認している。

逮捕容疑は共謀し、令和4年2月下旬~6月中旬、大阪市内に開設した検査場の運営業務で、検査件数が実際には約1万300件だったのに、約1万9900件と水増しして申請し、府から約1億6565万円の補助金交付を受け、詐取したとしている。

府警によると、貝田容疑者は検査実施事業者として登録を受けていた歯科医院の代表者。同年2月下旬~12月下旬に計約9万300件(約5億4297万円)を申請しており、府警はほかにも水増しがなかったか捜査を進めている。

<独自>「名義貸しだった」 コロナ無料検査で「申込書偽造」詐欺容疑の歯科医、不正手口明かす

昨年、全国で新型コロナウイルスの無料検査事業に関連して補助金の不正受給が次々と発覚した。大阪府は、検査件数を水増ししたとして、ある63歳の男性歯科医に5億円超の返還を求めた。男性は、知人からの依頼でクリニック名義で検査事業に参加し、検査場運営の初期投資に1000万円を支出した。しかし、知人が受検者名を使い回して申込書を偽造し、偽造申込書を破棄したことで府の疑念を招いた。約10ヶ月間運営した検査場の水増し発覚で、男性は5億2800万円余りの返還を求められ、家宅捜索を受け、実家を売却するなど大きな代償を払っている。

要約すると、大阪の歯科医が知人の依頼でコロナ検査事業に参加し、不正に関与した結果、大阪府から5億円超の返還を求められ、大きな代償を払っている。

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