新型コロナウイルス禍に伴う国の助成金約4千万円を不正に受給した疑いで、京都府警捜査4課と中京署は、京都市下京区の会社役員の男「水野雄介容疑者」(38歳)ら4人を再逮捕し、1人を新たに逮捕しました。この事件は、実質的に経営する風俗店のスタッフ23人に休業手当を支払ったように装い、緊急雇用安定助成金をだまし取った疑いです。また、同じ風俗店の店員4人の雇用調整助成金754万円も不正に受給した疑いがあります1。
この事件は、京都市下京区を拠点とする風俗店や飲食店を経営する会社役員が関与しているとされています。彼らは過去に約1億5400万円の助成金を不正に受給した疑いがあり、一部の資金が暴力団などに流れた可能性も調査されています。
さらに、別の事件では、京都市下京区の会社役員らが新型コロナウイルス対策の助成金約500万円を不正に受給した疑いで逮捕されています。この事件も、休業手当を支払ったように装い、助成金をだまし取った疑いです。
